就職活動の折、企業説明会に参加したところ【足場】という未知の分野に惹かれ、説明を聞きました。
説明の中で、『建物をつくる人達を守るのが私達の仕事です』というキャッチフレーズに、今まで鍛えてきた肉体が「建物を作る人を守ろう」と言っていましたので応募しました。
足場の組み立てはとても奥が深く、変な言い方をすれば『マニアック』です。
例えば、基本的な組み方は同じですが、家の形が違えば、足場の形も種々違います。 手の込んだ所になると、その人の性格や腕の良し悪しで変わってくるんです。 また、割り付けを引くときに数字に強くないと苦戦しますが、きっちりと図面を引き、その通りに足場を組みあげることができた時に達成感があります。
足場を使う職方さんにとっては作業しやすい足場だと感じるだけでしょうが、私なりのこだわりがあるんです。自分は『マニアック』だなと思います。若輩者の私ですが、足場を極めてみたいと、このごろ思います。
すごくアットホームですね。一緒に作業する先輩も仲間も事務員さんも本当にいい人たちばかりです。「チームダイワ」というキャッチも好きです。他チームとも協力し合いながらの作業は励みになるし、勉強にもなります。たまに先輩に怒られることもありますが、全て自分を成長する糧と捉えてがんばっています。 年に1回行われる「ペーロン選手権大会」には、ずっと参加しています。
仕事の後の練習は、本当にきついんですが、やりがいをもって取り組んでいます。
ガンガン稼ぎ、家族に良い暮らしをさせたいです。 仕事をした分報酬をいただけるので、がんばり甲斐があります。 田中社長が安全大会で、「安全は家庭から」と言われていました。 いい仕事をすると同時に、いい家庭を築くことも大事だと感じます。
夢は、自分も小さい頃、職人である父親を尊敬していたように、息子の『闘志(とうし)』にも、尊敬される安全第一で腕の良い職人になることです。